ヴィンテージ

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2016

"LE RAYONNANT"

降雨なしの3ヶ月の夏。こんなことはぶどう栽培家にも覚えがない。全く異例だ!この驚異の気象、Angélusの土壌と相俟った信じ難い状況が私達にもたらしてくれたのは予測外の、思いがけないグレート•ヴィンテージだった。
ぶどうの収穫は10月4日から21日にかけ、穏やかにアラカルトでおこなわれた。果皮浸漬(マセラシオン)により、今年の非常に熟成した種子のタンニンを抽出することができた。このタンニンは、エレガントで安定した、非常に長期熟成する構造を持つ。期待した通り、メルロは極めて深い色合いを提供し、豊かなアルコールが完璧に同化している。基調をなすのは、フルーツ、爽やかさ、気品とエレガンスである。
カベルネ•ブランは、収穫時に予期したとおりその爽やかさで、Angélusの素晴らしいミレジムを高揚させ、質の高さで私達を魅了する。それはカシミアのようなタンニンの感触とゆたかな甘美さ、そしてスパイスの香りのノートだ。カベルネ•ブランとメルロはエレガンスを競い合う 。2016年は、このワインのアイデンティティーを形成し、運命を決めた信じ難い夏を映し出す、輝かしいヴィンテージである

ぶどうの収穫: ぶどうの収穫 : 10月4日〜21日
アッサンブラージュ:

2015

LE MAGNIFIQUE

2015年は神の加護を受けたような理想的な年だった。春から収穫まで気候は申し分なかった。どの工程も最適な条件の下で行う事ができた : 開花は均一で、6月まで植物の生育に必要な適量の降雨があり、7月は非常に乾燥した気候だった。成熟期は申し分ない状況だ。種は非常に早い段階で成熟し始めた。8月にはいくらか恵みの雨が降り、それに加え穏やかな気温のおかげで、ぶどうの樹は順調に生育し、ぶどうの実は調和よく熟した。9月には日中は陽光に恵まれ、夜は涼しく、また驟雨に何回か見舞われたのが、タンニンの成熟に打ってつけだった。ぶどうの実は極上という一語に尽きる。希有で崇高な瞬間だ。ぶどう畑の非の打ち所なく健全だった。素晴らしい気候条件のおかげで、見事なぶどうを「アラカルト」で、ほぼ一ヶ月に渡って摘み取ることができたのだ!
Angélusのメルロの取り入れは9月22日から行われた。果実は熟しているが、過熟ではなく、歯ごたえがあり極めて瑞々しい。
カベルネ•フランは、Angélusの珠玉であるが、これもまた見事な出来で、10月の8日から取り入れが開始された。ここではカベルネ•フランは主役ではないものの栽培面積のほぼ半分を占めている。この品種は絹のような滑らかさを持ち、エレガンスや繊細さ、濃縮感をもたらし、この新たなミレジムの昇華に大いに貢献するだろう。

ぶどうの収穫: 9月22日〜10月14日
アッサンブラージュ: メルロ62 % 、カベルネ•フラン38 %

2014

"L'INDIEN"

グレートヴァンテージになったこの年は、気むずかしい春に始まり、手厳しい夏が続いた。絶えず迷いに苛まれたが、あきらめずにぶどうの樹の声に耳を傾け、必要としているものを与えることに務めた。すると、8月25日をすぎて安定した良い気候となり、自信を取り戻すことができた。リスクをとってぶどうの収穫を待つことにした。やがて暑く素晴らしい黄金の10月がやってきた。これで古株のメルロの収穫を数日伸ばし、カベルネ・フランを完熟まで待つことができた。
香りは極めて純粋で、エレガント。アタックは的確で、ストラクチャーは徐々にパワーを増していく。素晴らしい質のタンニン、肉付き、緊張感と爽やかさのバランスが絶妙である。50%のブレンドされたカベルネ・フランによって、タンニンの骨格は優雅さを増し、ファイナルに複合性と持続性を与えている。

ぶどうの収穫: 10月2日〜22日
アッサンブラージュ: メルロ50 %、カベルネ・フラン50 %

2013

"L'APPÉTANT"

春は雨がちで、花流れや受粉の不完全による結実不良を生んだが、7月と8月は、ことのほか日照と乾燥に恵まれため、ぶどうの実の基本的な構造ができた。つまり良好な条件の下で、ぶどうの果皮のポリフェノールの構造、種の熟成が行われたのだ。清涼感、エレガンス、果実味と上品なタンニンがこのヴィンテージの特長である。

ぶどうの収穫: 9月28日〜10月18日
アッサンブラージュ: メルロ62 %、カベルネ・フラン38 %
飲み頃: 2030 - 2035年

2012

"LE PREMIER"

ヴィンテージ2012は、春の天候が破滅的という幸先の悪いスタートだった。7月と8月は幸いぶどうの実の構築には申し分なかった。香りは凝縮され、純粋なフルーティーなアロマが素晴らしい。大変良質のカベルネ・フランがストラクチュアを引き延ばし、メルロのビロードのようななめらかさや柔らかさに、エレガンスと明確さを加えている。

ぶどうの収穫: 10月8日〜19日
アッサンブラージュ: メルロ55 %、カベルネ・フラン45%
飲み頃: 2025 - 2045年

2011

"LE CISELÉ"

前代未聞の天候に適応するため、シャトーのスタッフは草生栽培の管理、土壌の作業、除葉、早めの摘果と、休みなく働いた。
ワインはまず、熟したフルーツの純粋なアロマを感じさせ、次いで率直なアタック、上質で絹のようになめらかで緻密なタンニンが大変豊かに結び合わされている。非常にエレガントなファイナル。

ぶどうの収穫: 9月19日〜10月6日
アッサンブラージュ: メルロ60%、カベルネ・フラン40 %
飲み頃: 2025 - 2040年

2010

"L'OPULENT"

この年は、ブドウ栽培者に情け深い気象だった。病気も少なく、涼しい夜と日照に恵まれた昼が繰り返されて、ポリフェノールの洗練が促進された。
クラシカルなこのヴィンテージは驚くほど濃厚で、並外れた明確さを併せ持つ。色は、深い黒、アロマは力強く純粋、タンニンの見事な骨格はきわめて繊細に表れる。エレガントな清涼感と結びついた濃厚さのほとんどは、見事なカベルネ・フランの賜物であり、この素晴らしいヴィンテージの長期熟成を保障している。

ぶどうの収穫: 9月28日〜10月21日
アッサンブラージュ: メルロ55%、カベルネ・フラン45 %
飲み頃: 2030 - 2050年

2009

"LE BAROQUE"

この年は気象条件が申し分なく、それがぶどうの完熟によい結果をもたらした。
ワインには輝きがあり、色はインクの黒。アロマは熟した果物香(ジャムの香ではない)がはっきりしている。赤いチェリー、ラズベリー、木いちごの果実そのもの香りがある。口当たりは、果肉を含みしっかりと凝縮感があるが重たさはない。とろっとした厚みと絹のようになめらかな多くのタンニンが絶妙なバランスを奏でる。ワインは力強く、凝縮されているが、ヴェルヴェットのようにしなやかで繊細である。

ぶどうの収穫: 9月25日〜10月14日
アッサンブラージュ: メルロ60%、カベルネ・フラン40 %
飲み頃: 2025 - 2045年

2008

"LE CLASSIQUE"

ぶどう畑は申し分なく健全な状態だったため、収穫は10月3日と、遅くスタートした。好天の下、区画の熟し具合によって選択して摘み取るという方法がとられた。
深みのある黒のメルロと、Angélusのテロワールの恩恵を十分に受けたカベルネ・フランが、類を見ないほど緻密で肉付きのあるワインを生みだした。アロマは黒系のベリー類とプラムを思わせ、そこに微妙にフローラルとミネラル香のノートが加わっている。口当たりは爽やかで、風味が口蓋に長く残る、濃縮感はなめらかで気品が漂う。

ぶどうの収穫: 10月3日〜10月21日
アッサンブラージュ: メルロ58 %、カベルネ・フラン42 %
飲み頃: 2025 - 2035年

2007

"LE CHARME"

初夏の気象条件の悪さを埋め合わせるため、7月と8月には、ぶどうの木それぞれの状態に則して特別な手入れを施した。9月の上天気が、ぶどうの成熟に素晴らしい条件をもたらしたため、風味とアロマが開花し、タンニンはきめ細かくなった。テイスティングでは、きわめて深い色合い、フルーツにミネラルのノートの加わった美しいアロマ、絹のようになめらかで爽やかなテクスチャーが感じられる。ファイナルは余韻が長く続き、純粋。

ぶどうの収穫: 9月5日〜10月12日
アッサンブラージュ: メルロ62 %、カベルネ・フラン38 %
飲み頃: 2015 - 2030年

2006

"LE BORDELAIS"

年初めは季節が前倒しだったが、8月と9月初めの気象条件がぶどうの成熟を遅らせる結果となった。それが清々しさもたらし、このヴィンテージの長期熟成を保証する。ぶどうが申し分なく健全な状態だったのと、完璧な熟度のおかげで、的確な仕事ができた。ワインは大変美しいフルーツのアロマに、炒った香の微妙なノートが備わっている。力強く、調和がとれ、たいへんエレガントな爽やかさのあるワイン。

ぶどうの収穫: 9月19日〜29日
アッサンブラージュ: メルロ 62 %、カベルネ・フラン38 %
飲み頃: 2020 - 2035年

2005

L'IMPÉTUEUX"

非常に深刻な水不足ながら、気温は成熟には適しているという特異な年だった。健全でバランスもよいぶどうの質の高さは記憶に残る。このヴィンテージは、調和がとれていること、力強さと爽やかさのバランスのよさ、明確なアロマが特長である。

ぶどうの収穫: 9月16日〜10月1日
アッサンブラージュ: メルロ62 %、カベルネ・フラン38 %
飲み頃: 2030 - 2050年

2004

"LE SAVOUREUX"

気象は、当初懸念されたが8月の末には安定し、10月の半ばまで絶好の条件だった。ゆっくりとした成熟がきめの細かい表現に貢献した。テイスティングでは、不透明な指色調、黒系のベリーのアロマが感じられる。タンニンは極めて豊かに洗練されている。ファイナルは、このヴィンテージのエレガンスそのものの味わい、バランスのよさと爽やかさを感じる。

ぶどうの収穫: 9月30日〜10月14日
アッサンブラージュ: メルロ60 %、カベルネ・フラン40 %
飲み頃: 2025 - 2035年

2003

"L'ORIENTAL"

暑く日照に恵まれた夏を過ごした後、ぶどうの実は例年になく豊かで、素晴らしくバランスがとれ、申し分なく健全だった。ワインの香りは赤系と黒系のベリーの素晴らしいアロマと、焙煎されたコーヒー香の繊細なノート、そこに爽やかさが加わる。口当たりにも清々しさが感じられるが、これは主にカベルネ・フランのおかげだ。絹のようになめらかなタンニンを軸に、力強さとなめらかさが絶妙なバランスを見せる。フィナルは余韻が大変長く続く。

ぶどうの収穫: 9月9日〜10月3日
アッサンブラージュ: メルロ50 %、カベルネ・フラン50 %
飲み頃: 2020 - 2035年

2002

"LA PRÉCISION"

気象条件がカベルネ・フランに特に適していたため、アサンブラージュに占めるカベルネ・フランの割合が非常に高くなった。ワインの色は大変輝きのある黒で、フルーツ、ラズベリー、カシスの果実の奥深いアロマにスパイスのデリケートなノートが薫る。口当たりは、成熟して上品なタンニンと豊かな肉付きが絶妙なバランスで、力強さとフィネスが調和を見せる。余韻は驚くほど長く続く。

ぶどうの収穫: 9月20日〜10月8日
アッサンブラージュ: メルロ45 %、カベルネ・フラン55 %%
飲み頃: 2020-2030年

2001

"L'ÉLÉGANCE"

ぶどうの収穫は完熟時に行われ、分割されて行われた摘み取りgrâce à un ramassage étaléのおかげで、ワインは極めて繊細で、魅力と緻密さに溢れている。紫がかった深い色合いは長期熟成のできる印だ。アロマは、黒系のベリー、スパイスと煙草。大変バランスがよい口当たりで、最初にビロードのような滑らかさ、次いで真ん中の味わいは均衡のとれた構築を感じさせる。テイスティングのファイナルには爽やかなノートが際立つことから、カベルネ・フランの重要性、エレガンスと繊細さを思わせ、さらに長期熟成のポタンシャルをも窺わせる。

ぶどうの収穫: 9月21日〜10月5日
アッサンブラージュ: メルロ60 %、カベルネ・フラン 40 %
飲み頃: 2030-2035年

2000

"L'ÉQUILIBRE"

果実も、とろみも、バランスのよさも、うっとりするほど魅惑的なメルロが、軽く過熱したカベルネ・フランとブレンドされた。ワインの色調は黒みがかった緋色で、アロマは木いちご、プラム、カシスの香りに、デリケートな薫香とレグリス(甘草)のノートが加わる。口当たりは豊満で、驚くほど凝縮感があり、タンニンの構築が素晴らしい。豊かさと酸味のバランスが大変爽やかだ。非常に長い熟成保存が可能なワイン。

ぶどうの収穫: 9月14日〜9月27日
アッサンブラージュ: メルロ60 %、カベルネ・フラン40 %
飲み頃: 2035-2045年

1999

"L'INESPÉRÉ"

樹齢を重ねたメルロと、カベルネ・フランの選りぬきの区画をブレンドしたこのワインは、格調高い濃紫の美しい色を持つ。表現豊かな香りは、チョコレート、プラム、グリオットチェリーを感じさせる。アタックはまろやかでヴェルヴェットのようにしなやかだ。このワインは厚みを感じさせ、ほのかな美しい樽香と非常になめらかなタンニンを持つ。ファイナルはエレガントである

ぶどうの収穫: 9月6日〜10月16日
アッサンブラージュ: メルロ60 %、カベルネ・フラン40%
飲み頃: 2020-2025年

1998

"LA SUBTILITÉ"

ことのほか素晴らしい天気に恵まれた8月のおかげで、ぶどうの成熟には全くムラがなかった。ぶどうの実は大変豊富で、申し分なく健康だ。ワインの色はとても濃く、アロマは幅広い。プラムや木いちごなどの果実香にカフェ、チョコレート、かすかな燻製、レグリスの爽やかさのノートが溶け込んでいる。味わいは非常に強く、グレートヴィンテージのタンニンに見られる質の高さと明確さがある。

ぶどうの収穫: 9月28日〜10月4日
アッサンブラージュ: メルロ60 %、カベルネ・フラン40%
飲み頃: 2025-2030年

1997

"LA GOURMANDISE"

開花の重要な時期に寒気に見舞われ、ぶどうの成熟、色づきが非常に長い期間に渡ったことで、生産量が自然に少なくなった中、さらに、ぶどう畑での厳格な選果が行われた。この結果、ほどよく成熟したものだけを収穫することになった。このヴィンテージは皮革、煙草、ドライプラムの砂糖漬けの香りが特徴的である。味わいは絹のようになめらかでエレガント。ファイナルは、非常に調和がとれている。

ぶどうの収穫: 9月28日〜10月4日
アッサンブラージュ: メルロ60 %、カベルネ・フラン40%
飲み頃: 2020年

1996

偉大なカベルネ・フラン

暑かったり涼かったり、と天候不順な年で、雨の多い時期と乾燥した時期が入れ替わり訪れた。メルロは豊かで繊細、カベルネ・フランはかつてないほど濃密で、果実に恵まれた。ワインは色彩が鮮やかで、カシスのリキュールや皮のアロマを放つ。味わいは濃くてパワーがあり、骨組みが明確である。このヴィンテージはクラシカルなグレートヴィンテージの複合性を備えている。

ぶどうの収穫: 9月24日〜10月4日
アッサンブラージュ: メルロ40 %、カベルネ•フラン60%
飲み頃: 2030年

1995

"L'HARMONIE"

天候に恵まれたことと、ぶどうの生産量が抑えられたことで、ぶどうの実は完璧に均衡がとれ、完熟した。ワインは色濃く、ほとんど不透明だ。最初に感じるアロマは、ドライプラムの砂糖漬け、木いちごのジュレ、スパイスや杉香である。カベルネ・フランが大変多く含まれることで、爽やかさやエレガンス 、複合性に富んだメンソールタンニンがもたらされる。ワインは絹のようにしなやかで、豊かで口中に馥郁とした香りが残る。ファイナルは調和がとれ、ねっとりしており、それが何分も続くことから、長期熟成するワインだということもわかる。

ぶどうの収穫: 9月15日〜9月27日
アッサンブラージュ: メルロ50 %、カベルネ•フラン50%
飲み頃: 2030年

1994

素晴らしい夏のあと、天候に少しムラがあった9月中にぶどうの収穫が行われた。ぶどうの実が大変良質だったので、極めてクラシカルな外観の、長期成熟するワインを得ることができた。このワインの色は深みのある黒で、黒系のベリーにカカオのノートを溶け込ませたアロマを放つ。中盤では豊かさと濃密さを感じさせる。複合的でしっかりしたファイナルは、サン=テミリオンの典型的なこのヴィンテージに、爽やかさと長い残存性をもたらす。

飲み頃: 2025年

1993

8月の暑さと日照と、最も早成りという状況の下、入念な摘果(摘房)や除葉の作業も功を奏し、非常に良質のぶどうを得ることができた。選果はぶどう畑と醸造所の両方で行われ、グレートワインの中のメルロの割合が高くなった(ほぼ60%)。色合いは濃く深みがある。アロマはカシス、ブルーベリー、木いちごが、果実の砂糖漬けの複雑な香りに混じり合う。口当たりは濃厚で豊かな奥深さがあり、うまく構築されたタンニンは絹のようになめらかで繊細さを保っている。ファイナルは煙と皮の香りを感じさせ、残存性がある。

飲み頃: 2025年

1992

このヴィンテージは、Angélusでもきわめて特別の意味を持っている。難しい天候だったが、ぶどう畑への入念な手入れが報われて、収穫されたぶどうは完熟し健全だった。ワインはインク色、複雑なアロマは黒系のベリーの果実、レグリス(甘草)と煙草の香りに、森の下草のノートが加わっている。味わいは全体が調和しており、豊満で、ヴェルヴェットのようになめらかだ。ファイナルでは、うまく成熟しほどよく混ざり込んだ緻密なタンニンがバランスの良さを生み出し、テイスティングを魅了する。

飲み頃: 2020年

1991

美しい色のワインは、熟した果実とコーヒーの香りを放ち、下草のニュアンスが混じり合っている。骨格はしなやかだが張りがありエレガントだ。

飲み頃: 2020年

1990

9月の素晴らしい天気のおかげで、それぞれの区画(パーセル)で最適な時期にぶどうの収穫することができた。ぶどうの実には糖分とフェノールの成分が非常に凝縮し、アロマが豊富で表現豊かなワインになった。香は、木いちご、カシスに、燻煙のニュアンスが漂う。味わいは芳醇で豊かでいつまでも口中に香りが残り、コクがある。ファイナルは長く、調和がとれている。

飲み頃: 2035年

1989

大変早生りだったことと、芳醇で、類を見ない成熟度がこのヴィンテージを特徴づける。ぶどうの収穫は平年より3週間以上も早く行われた。ワインの色は濃く、香りはスパイス、煙草、レグリス(甘草)のニュアンスが備わり大変素晴らしい。力強さとバランスのよさが溶け合った、アロマが豊富で濃厚なワイン。

飲み頃: 2035年

1988

雨の多い冬と春だったが、9月には大変乾燥した天候となり、それがタンニンと色彩の濃縮を助けた。ぶどうの果皮は大変厚い。深みのある色を持つこのワインは気品、フィネスと、明確な見事な構造を持つタンニンを合わせ持っている。

飲み頃: 2030年